はじめに

「25分作業して5分休む」という固定サイクルが合わない――そう感じる日ありませんか。
FlowTime は、あなたの“いまの集中”に合わせて働くためのタイマーです。作業は集中が続く限り進め、切れたら休む。直前の作業時間の 20% を休憩として自動提案してくれるので、リズムを壊さず休憩し、次の集中へ自然につなげられます。
アカウント登録は不要。データは**すべて端末内(IndexedDB)**に保存され、オフラインでも動きます。プライバシーを守りながら、開いてすぐ使える――それがFlowTimeです。
FlowTimeとは

FlowTimeは、フロータイムテクニック(「集中が切れるまで作業し、切れたら休む」)をそのまま実装したウェブアプリです。25分固定の“型”に合わせるのではなく、没頭のピークを活かしてから休憩へ切り替える設計。
休憩時間は直前の作業時間 × 20%を秒単位で提示。長く集中できた日は、そのぶん休憩も長めに――そんな自然なリズムを、画面の迷いなく実現します。
さらに、サインアップ不要・端末内保存・モバイル対応。オフラインでもタイマーと記録が動作します。
FlowTimeアプリの主な特徴

- ワンボタン操作:「
Start › Next
」だけで完結。状態は
ニュートラル → 集中 → 休憩開始前 → 休憩
の 4段階。迷いがありません。 - 自動休憩提案:直前の作業時間の 20% を秒単位で表示。日ごとの集中量に応じて、最適な休憩を自然に選べます。
- タスク連携:アクティブなタスクに紐づけて記録。セッション終了で実績が自動加算され、削除は Undo で即座に取り消せます。
- 統計ダッシュボード:日/週/月/年で切替。タイムライン・ヒートマップ・平均セッション・休憩比率・タスク内訳などを可視化。
- オフライン:サービスワーカーで接続断でも動作。タイマー・記録は ブラウザ に保存されます。
- データエクスポート(予定):JSON / CSV エクスポートで、将来の分析や他ツールへの移行に備えられます。
使い方(3分クイックスタート)
-
タスクを登録
その日にやることを「+」で追加。必要なら見積セッション数も設定しておきます。 -
フォーカス開始
対象タスクを選び 「Start」。赤色の大きなカウントアップタイマーが動き出します。 -
休憩へ進む
集中が切れたら 「Next」。直前の作業時間に応じた休憩秒数が自動表示されます。
さらに 「Next」 で Break(休憩)開始、再度 「Next」 で終了し Idle へ戻ります。 -
小さく回す
大きな課題は小さく分解。Focus → Break のリズムを刻みながら前に進めるのがコツです。
タイマーを使いやすく

- 視認性の高い巨大表示:タブラー体の数字を採用し、横幅に合わせてスケールを自動調整。離れていても時間が読みやすい。
- 色で状態がひと目:Focus は赤、Break はアクア。視線移動なしで現在の状態を即座に把握できます。
- 迷いのない遷移:休憩に入る前に 「BreakReady」 を挟むため、自分のタイミングで休憩開始を決められます。
タスクと進捗管理
- ひと目で状況把握:リスト上に
完了 / 見積 (completed / estimated)
を表示。進捗の数字が明確です。 - ワンタップ完了:チェック操作で完了 / 未完了を素早く切替。アクティブ切替もワンボタン。
- 安心の Undo:削除後はトーストから即座に取り消し可能。誤操作のストレスを防ぎます。
統計ダッシュボード(見る → 振り返る → 改善する)

タイマーを稼働した時間は、自動的に集計されるため、統計ダッシュボードを開くと以下の項目が確認可能です。
まだデータエクスポートは存在しませんが、機能追加予定です。
- 期間の切替:Today / Week / Month / Year をタブで瞬時に切替。
- タイムライン:1日の 集中 / 休憩の流れやピーク時間帯を可視化。
- KPI カード:合計フォーカス時間・休憩時間・セッション回数を要点表示。
- ヒートマップ:日ごとの積み上げを年間ビューで俯瞰。継続の見える化に最適です。
- タスク内訳:どのタスクにどれだけ時間を投下したか、内訳をすぐに確認。
- 指標で調整:平均セッション長や休憩比率を見ながら、翌日のリズムを微調整できます。
オフライン・プライバシー
- 切断に強い:サービスワーカーとオフラインキューで、ネットワークが途切れても記録を落としません。
- シングルタブ設計:安定性重視。**「1タブで確実に動く」**構成で、タブ間同期に依存しません。
- 端末内保存:データは ブラウザ に保存。外部送信を前提としないため、プライバシーを尊重します。
おすすめの使い分け
- 取り掛かりが重い日:タスクを細切りにしてまずは 「Start」。短い作業 → 短い休憩を刻み、惰性を断ちます。
- 没頭できる日:集中が切れるまで走り、20% 休憩で深い集中を再現性高く回す。
- 振り返りたい週:統計ダッシュボードでピーク時間帯とタスク配分を確認。翌週の並び替えに活かしましょう。
最後に
FlowTimeは、固定サイクルに合わせるのではなく、自分の集中に合わせて働くための最小で強力な道具です。
今日から、一番よい波に合わせて、学習や仕事を前に進めていきましょう。必要なのは、「Start」 を押すことだけです。